ネットワーク・プレーヤーの更新
ずいぶん、久しぶりのブログへの投稿となった。
実に10ヶ月ものあいだブログの更新を怠ることになって、親しい友人からも小生に何かあったのかと心配するメール来る羽目になって、そろそろブログの更新をしなければと思いながらも、特段の話題もないことから、とうとう気がつけば10月も半ばになってしまった。
オーディオ・システムについては、昨年の暮の微調整以降、様々なジャンルで全く設定変更の必要を感じさせないくらい満足出来るサウンドを奏でてくれている。
サウンドのグレードに不満はないのであるが、普段使っている機材の新モデルが発表されるとやはり気になってくる。永年のオーディオ・ファイルの難儀な性ともいえる。
拙宅のソース音源はNASで、LUMIN U1 MINIのネットワーク・トランスポート経由で直接デジタル・チャンデバであるAccuphaseDF-65にデジタル入力で聴いているが、このネットワーク・トランスポートが、最近LUMIN U2 MINIにバージョンアップされた。
今まで随分とデジタル機器を更新してきたが、アナログ機器と違ってデジタル機器はハードウェアの構成はパソコンと同類なので、高級なデジタル機器を購入しても新しいデジタル処理デバイスの登場やネットワーク環境の変化、デバイスの演算処理能力が向上してサンプリング周波数が上がると、サウンドの鮮度も確実に上って、旧モデルは音質的に急速に陳腐化してしまうので、高価なデジタル機材は導入する気分にならない。
LUMIN も廉価なD1,D2,U1-MINIと使ってきたが、幾度のモデルチェンジを経て着実にサウンドの鮮度が向上して来たことから、当然のごとく新モデルのU2-MINIにも関心が向くのであるが、一方少し前にP1という新しいコンセプトのモデルが登場し、こちらも大いに気になっていたものの導入コスト的に躊躇していた。
P1はLUMINのXシリーズに採用されているデュアルトロイダル電源を搭載し、高精度なフェムトクロックシステムを採用している上に、多様な入力端子を搭載し、何よりもHDMI端子を装備している点がLUMINの他のモデルにはない大きな魅力と可能性を感じていた。
そんな思いのなかで、突然にLUMIN-P1を入手する機会が訪れた。
既に導入してから半月が経過し、短期間の感想ではあるが、今まで使ってきたU1-MINIは若干高域に華やかさを持っていたが、P1は落ち着いたサウンドである。
P1はDACを搭載しているが、拙宅はデジチャンのDF-65が実質DACになっているので、P1のアナログ出力をDF-65へ入力してDA変換、AD変換を何度も繰り返すのを嫌ってしばらくは聴かなかったのであるが、実際にアナログ出力経由で聴きはじめるとすっかりそのサウンド・バランスの良さに魅了されてしまった。
最近になってP1のHDMI端子にAppletv 4Kやfiretv-4K-maxを接続してストリーミング・ミュージックを試したところ、それまで拙宅のミュージック・ストリーマーのメインと位置付けていたBluesound NODEのサウンドを一気に凌駕し、別次元とも思えるサウンドを奏でたのには驚いた。
まだ導入して間もないのであるが、今後、MDMIでfiretv-4K-maxによる Amazon-musicのUltra-HDの高音質出力の改善やROON-ONLY-MODEさらには光ネットワーク接続などの機能も搭載しているので、今後機会をみて試してみたいと思っている。
コメントの投稿
roon only mode
No title
土方さんのレポートもあって、多いに関心をもって見ていましたが、会長からの感想も相当に良さそうですね。
これは早い時期にトライしてみなければなりませんね。その際にはアドバイスなど、宜しくお願いします。
LIMIN for Roon
LUMINの新しい機種を導入されたのですね。
我が家はDEQXもTRINNOVもRoon Readyでないため、Roon導入のためにLUMINを買おうかと考えております。どの機種が良いのか、またメールでご相談させて頂こうかと思います。
No title
こちらこそ、大変ご無沙汰しています。
ブログの更新もされていないので
元気にされているのかなぁと思っていました。
拙宅に来られてから、当方もTRINNOVも卒業し、MilesTADさんにも仲介頂いたバッフル板も金属では困難な様なので、コーリアンでバージョンアップしました。
ROONはまだ試していませんが、デジタル機器は次々と環境が変わるので、コスパ重視で試して行きたいと思っています。
遠方ではありますが、また拙宅にお越し下さいね。